象の背中 秘密
まー順番からいって文学フリマの感想を書こうと思ってたのですがなんか急に本の感想を書きたくなったのでこっちにする。
ちなみに今本の整理ちゅう。一年間分のつけが回って大変ですよ。
つまり現実逃避なんだけど気にしない。
- 作者: 御徒町鳩,秋元康
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2007/10/25
- メディア: コミック
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原作のほうは実はよく知らず、この本はぱらっと立ち読んで知りました。
末期ガンを宣告された若い官僚の男が、それを恋人にも家族にも秘密にしてひっそりと最期を迎えようとする話。
……いつもながらもっと何かこう、うまいこと書けないもんかね。
うーん。
最後まで恋人とのやりとりやなれそめが語られていて、ずっとどうなるのかなーと思いながら読みました。そのやりとりがしあわせそで微笑ましくて、そういうところを読んでいるとふっとこちらまで笑ってしまいそうになるのに主人公に確実に死が近づいていくというのは、込み上げてくるものがあります。恋人に対する主人公の気持ちとかじりじりする。
恋人さんはすんごく奔放で素直で魅力的だなーと思ったりとか。いろんな意味でかわいい。あれは惚れる。そして主人公のそういう恋人さんに惹かれていくところとか恋人さんを思うところとかじんわりします。
本編最後の見開き一ページでぶわっとした。すごくすき。
余談。
休憩という言い訳の元にこれを書いていたら新しい本が届いちゃったりしましたよ。bk1はお仕事が本当に早いですね。24時間とかの本は一日経たずに届くしな。ありがとう!
うん……いやほんと、感謝しておりますよ。ええ。
さ。片づけに戻ります。