獣の奏者

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)

獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)

獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)

読んだ。
あー。なんか、上橋さん、という感じがするお話。というほど私上橋さんの本を読んでいないのですが(守り人1巻と狐笛のかなたくらい)。
あの空気の張りつめた感じ。すっと背筋が伸びるような気がする。

王獣っていうのが、私のなかでずっと何故か丸い毛玉のイメージになってしまっていました(まりもみたいな)。イラスト見るともっと本当に獣みたいな感じでしたがイメージが治らなくて困ってしまった。
いやあのまんまるな毛玉にしがみついているエリンを想像したらなんか可愛い気がしてだね。

エリンがリオンを撫でる描写がどこを見ても好き。
最後はじんわりと背筋が痺れた。
3、4巻も文庫になるのを待っています。